● パントリーでキッチン収納が充実!メリット・デメリット 注文住宅の家事動線
こんにちは、進藤裕介(しんどうゆうすけ)です。
パントリー(食品庫)で収納が充実しメリットいっぱいのキッチンになります。
キッチンに隣接し、勝手口ともつながるパントリーができます。
お米、調味料、果実酒、パスタ、つけもの、冷蔵庫に入れる必要はないけど、かさばる食品を一手に引き受けてくれます。
ウォークスルパントリーなら一週間分、家族4人の食料を日曜日に買いめできるようになります。
どこに何があるのか、ひと目でわかるパントリーになります。
間取りのデッドスペースをうまく使ったパントリーができます。
採光と換気を兼ねた、突出し窓が付いた明るい食品庫になります。
パントリー収納で、雑然としていたキッチンがスッキリと片付くようになります。
パントリーのメリット・デメリット
毎日使うキッチン、快適に使いたかったんです。
キッチンに物が溢れるようになっていきました。
今度キッチンを新しくする時は、収納がたっぷりできるものがいいなと思っていました。
でも、いろんなメーカーのキッチンがあって選べませんでした。
キッチンを使う時間帯、平日、休日の過ごし方、ライフスタイルを踏まえて色々とアドバイスをしてくれました。
私の暮らしに合ったキッチンになりました!
お米、缶詰、パスタもパントリーに収納できます。
可動棚にしてもらったので、いろんなサイズのモノが、その大きさに合わせてスッキリ片付きます。
以前の家には、床下収納庫がありましたが、モノを取り出すのが、いちいち面倒でした。
換気用の突出し窓も付けてもらって、臭いもこもりません。
食品庫をつくって正解でした。
ありがとうございます♪
玄関から近い、キッチンとつながるパントリーにしました。
キッチン→パントリー→ランドリールーム→洗面所を通り抜けできるようになっています!
家事動線が短くて使いやすくなりました。
思ってたよりもパントリーを広くとることができたので色んなモノが置けます。
ストックできる食材いろいろ、キッチン家電はもちろん、ユニットシェルフを利用して分別タイプのゴミ箱を置いています。
プラゴミやペットボトル、紙ごみなどのゴミも子供の手が届かないようにすることができました。
リビングは広くなくても、収納スペースは広く取った方が生活しやすいと実感しています。
食材は、休みの日にスーパーでまとめ買いをするので、食品庫はとても助かってます。
どこに何があるのかもひと目でわかるので、家事の効率も上がった気がします(笑)
パントリーは、引き戸になっているので、開ける時にも邪魔になりません。
中の棚も可動棚になっているところが、使い勝手がいいと思います。
前の家のキッチンは雑然としていました。
新しいキッチンは、パントリーが大容量でモノがたくさん入ります。
勝手口に隣接して、下部分にゴミ箱などを収納できるオープンスペースが付いているので空間を無駄なく活用できます。
キッチンが片付くようになりました。
キッチンにパントリー・食器棚を設置しました。
デッドスペースもなくなり、動線も楽になりました。
パントリーは、調味料やお米、ミネラルウォーターなど買い置きした食材の置き場として重宝してます。
食材をまとめ買いしてもスッキリ納まるようになったので、お財布にもやさしいです。
可動棚5段のオープンのパントリーと、10段可動棚、引違いの建具のパントリーが横並びになりました。
パントリーのメリットと収納術
パントリー(食品庫)を設けることによって得られる大きなメリットは3つです。
・食料などを買い溜めできる
・非常食や水、災害時に持ち出しできるモノの備蓄ができる
・キッチンが片付くようになります。
棚の奥行は15cmあればパントリーとして有効に使えます。
キッチンには様々な収納物があります。
その収納物の大きさ・サイズも多種多様です。
奥行き15cmには15cmの、30cmには30cmの使い道があります。
ちょっとしたデッドスペースでもパントリーとして活かすことができます。
うまくパントリーを計画できれば、キッチンでの家事の効率も大幅にアップします。
空間を有効に活用できる収納術をご紹介していきます。
パントリーのデメリット
家事をラクに、スムーズにこなす為に設けたはずのパントリーですが・・・
・キッチンからアクセスしやすい距離、配置
・出入り口を設けるなら、入りやすく出やすい扉形状
・臭いの問題
上の3項目を間違えると、使いにくいデメリットの多いパントリーになってしまいます。
・建築コスト
パントリーをつくることでコストアップになってしまいます。
コストを抑えたパントリーの作り方や、デメリットを解消する術もご紹介していきます。
パントリーのタイプ(ウォークイン~間口60cmデッドスペース)
ウォークスルー(ウォークイン)で小部屋タイプの本格的なパントリーから、キッチンのデッドスペースを利用した間口60cmくらいのパントリーまで、収納する食品類の量に合わせて計画することができます。
棚の奥行きは、15cm~40cmあれば充分パントリーとして活用できます。
あくまでも食品を収める事がメインですので、奥にあって見えない、賞味期限が切れてしまった。ということが無いようにしたいものです。
ウォークスルーで一坪の広さがあれば、真ん中を通路にして、両サイドに可動棚を設置できます。
スペースのロスを少なくできるおススメの間取りです。
もう一タイプ、棚をL字に配置したパントリーは、出入り口に入って、首を振らずにパッと収納を見渡せます。
どこに何があるのか?ひと目でわかるというメリットがあります。
ただ、同じ室面積なら、両サイドに可動棚タイプのパントリーよりも収納量で劣ってしまいます。
ウォークスルー(ウォークイン)タイプを選択するときは、真ん中通路の両サイドに可動棚タイプを軸にプランニングすると、収納量も使い勝手も良いパントリーになります。
こちらは、奥行き15cmのパントリー(食品庫)です。
デッドスペースになりそうな壁の厚みくらいの空間も、パントリー(食品庫)になりうる可能性があります。
透明のビンが並ぶ、食材の色取りで鮮度がよくわかるパントリーになります。
キッチンパントリーの配置、動線について
パントリーの配置としては、キッチンの中であったり隣接するといった、キッチンと一体になった配置計画が一般的です。
キッチンで料理しながら、サッと食材を出せるので調理の効率も上がります。
その他にも玄関に近いパントリーというのも使い勝手として悪くはありません。
例えば、シューズクローゼットを検討しているというのであれば、その一部をパントリーとして使うこともできます。
買い物から両手いっぱいの食材を抱えて帰宅⇒玄関から家の中に入る⇒シューズクローゼットと共用のパントリー(食品庫)があれば、すぐに重たい荷物から解放されます。
あとはその先にキッチンが配置してあれば良いだけです。
パントリーの扉(折戸、スライド引戸、ロールスクリーン)
ウォークスルー(ウォークイン)タイプの場合いは別として、パントリーの扉は、引き戸、両開き戸、折れ戸を使い分けるようにします。
間口が狭い時(110cm以下)は折れ戸や、両開き戸を使います。
120cm~150cmの時は折れ戸、150cm以上あれば引き戸も選択肢に入ります。
開閉する時に、キッチン動線と重ならぬようにしつつも、パントリーの中をパッとひと目で見ることができるようにしておきます。
スライドして引き出せる収納も可能になりますし、食品を取り出す時に邪魔になりません。
コストを抑える時など、建具自体を付けないでロールスクリーンを使うという手もありますし。
フルオープンで構わなない、見えても構わないなら、それもありですね。
扉の内側にもさらに棚が並びます。
収納の奥行を有効に使えるパントリーができます。
パントリーのデメリット臭気対策
においのこもらないパントリー(食品庫)になります。
収納するものが食品メインなので、ウォークインタイプのパントリーであれば、臭気対策、換気対策が必要になってきます。
小さめのジャロジー窓(採光は特に必要ありません。)、換気用のパイプファン、出入り口の扉にアンダーカットやガラリをつければOKです。
お米、パスタ、缶詰が食品庫にすっぽり収まるパントリーが付きます。
中の棚も可動棚にしておけば、あなたの都合で棚の高さを変えることができます。
いろいろな大きさ、サイズの食品の出し入れ、ストックに対応できます。
必要な時にサッと取り出せて、しまえる食品庫になります。
パントリーがあれば家事全体をスムーズにできるようになりますよ!
毎日スッキリと片付くキッチンになります。
真っ白なパントリーでニトリや無印のビンや器を並べれば、おしゃれな空間にもなります。
魅せるパントリー、ウキウキするキッチンになりますね。
建築コストをおさえたパントリーのつくり方
パントリーはつくり方で建築コストを抑えることができる処です。
壁面に可動棚があれば、パントリーになります。
おススメは、大工さんにダボレールをつけてもらう、棚板をサイズに合わせてつけてもらう。
キッチンメーカーには、キッチンと同じ仕様のキッチン収納があります。
それらを使えば、見た目には素敵なパントリーになりますが、安くはありません。
予算の中で割り切りも必要です。
単なる物置だと割り切ってしまえば、壁の仕上げもシナベニヤや合板を張って終わりで良いでしょう。
可動棚も設けないで、後からメタルラックをあなた自身で置けば、大工手間賃も落とせます。
パントリーで使うメタルラックのおススメ
メタルラックにも、アイリスオーヤマ、ドウシシャ、ルミナスなど量販店などでみかけるメーカーがいろいろあります。
どうせなら耐久性抜群のモノ、長持ちするメタルラックを選びたいものです。
ホテル、レストラン、工場、ショップ、病院など様々な分野のプロに愛されたエレクターシェルフの技術を使いやすく住宅用にアレンジしたもの
耐久性や、重量物も乗せたいときは、最強のパントリーになります。
棚板もお洒落にカラーリングできます。
白い棚板も清潔感があって良いのですが、その他にチョッとテンションの高くなる棚板もあります。
合板のそのまた間に色紙をはさんだカラフルな棚板です。
こちらは木片を固めたMDF材、そのものがカラーリングされてます。
余談になりましたが、部材のひとつひとつをあなたのこだわりのキッチンにできます。
パントリーもこだわりにあふれたマイホームになります。
すっきりとシンプルに暮らす為に、キッチン周りのゴチャゴチャしたものはすべてパントリーに隠しています。
ゴールデンゾーンにはよく使う食材を置いています。
浅めの可動棚になりました。
奥にある食材は取り出しにくいので、よく使う棚は浅くてよいと思っています。
はちみつの透明の空き瓶を再利用して、ぎんなん、パスタ、ティーパック、梅干し、キャンディなど何でも入れています。
中身がぱっと一目で分かって取り出しやすいのがメリットです。
空き瓶の大きさも丁度良く、可動棚なので高さの調節しながら、空間が無駄なく使えます。
そのほか、豆しばちゃんのご飯、おやつをゴールデンゾーンにストックしています。
整理収納に関する意味で言えば、腰から目までの高さが、モノを取り出しやすく収納しやすいエリアになります。
この高さには、普段良く使うモノを収納すると良いと言われています。
普段良く使うモノは腰から目の高さ、あまり使わないモノはその上下へと分けて収納できます。
分けて収納することで、見た目にもわかりやすくなります。
その結果、普段よく使うものは更に出し入れしやすく、使いやすくなりますよ。
なにかと食器や食品、家電製品が多くなっていくキッチン、やっぱりパントリースペースをつくって大正解でした。
お米、パスタ、缶詰、調味料、お菓子、ペットボトルの水、お茶、ジュース、お酒など
サランラップ、アルミホイル、キッチンタオル、クイックルワイパーなどの掃除用品
ホームベーカリー、卓上コンロ、トースター、ジューサーミキサー、マキタ掃除機を収納しています。
上段には、キッチン家電のマニュアルや説明書・よく使う書類関係を入れています。
生ごみ処理機を置くのでコンセントをつけてもらいました。
少しくらバタバタっと置いておいても普段は視界に入らないし関係なしです。
家族が増える、子供が成長するほどにキッチンに食料、食材の類は増えていきます。
それとともに食器やキッチン家電も増えます。
パントリーはそれらを一気に抱え込んでくれます。
後々、作って大正解だった!と思っていただけるキッチン周りのおすすめ収納術です。
パントリー収納術のまとめ
物があふれがちになるキッチンですが、効率よく収納するスペースを作るのは難しいことです。
パントリー、食品庫があれば食料などをたっぷり収納できます。
なかなか買い物に出かけられない時や、まとめ買いをするあなたの強い味方になります。
食品以外にも、使う頻度の低い土鍋やホットプレートなど調理器具、まとめ買いしても困らないティッシュペーパーなどの日用品などを置く場所として利用しても便利です。
よく使うものは、手の届きやすい腰から目の高さまでに置き、落下すると危ない重いものは下部に整理すると使いやすいです。
可動棚の組合せは、自分流にアレンジすれば物を探す手間が省け、家事の効率もあがります。
ニトリ、無印の収納ツール(ストッカー、バスケット、ビン)を使えば、更に収納力も上がり細かい物も整理して置けます、見た目にも楽しめます。
キッチン、勝手口とつながる動線で、ゴミの分別出しもスムーズに行えるようになります。
換気用のパイプファンを付ければ、臭いがこもることもありません。
いろんなサイズのモノが、その大きさに合わせてスッキリ片付きます。
食材をまとめ買いしてもスッキリ納まるようになるので、お財布にもやさしいマイホームになります。
パントリーがあれば、雑然としていたキッチンがスッキリと片付くようになります。
金沢で注文住宅、デザイナーズ~金沢町家、二世帯、コートハウス、店舗併用住宅の設計
石川県(金沢市・白山市・小松市・野々市市・能美市・津幡町・内灘町等)で設計のご依頼を頂いております。
コメント